5/1現在の利用登録率は76.4% マイナ保険証の事業所別登録率ランキングを発表します!
昨年12月2日から、マイナンバーカードと健康保険証が一体となった「マイナ保険証」の利用が基本となりました。暫定措置として、昨年12月1日までに発行された「健康保険証(カード)」も使用することができますが、令和7年12月2日からは
完全に利用することができなくなります。
健保組合では会社の協力を得ながら、「マイナ保険証」の登録率アップの取組みを行っていますが、5/1現在の登録状況がまとまりました。
今回、登録率100%を達成したのは、「日旅物流」と「北海道オプショナルツアーズ」の2社ですが、健保組合全体の登録率は76.4%で、
まだ、約1,500名の方が未登録の状況です。
事業所別の登録状況は、以下の通りとなっています。保険証の完全廃止まで、あと6か月強となりますので、まだ「マイナ保険証」をお持ちでない方は、9月末までを目途に利用登録をいただきますようご協力をお願いいたします。
5/1現在マイナ保険証登録率ランキングは、こちら
マイナ保険証の登録方法は、こちら
なお、マイナ保険証の所持は義務ではありませんが、実感できる次のメリットがありますので、是非とも所持することをお勧めします。
<マイナ保険証の2大メリット>
1.手続きなしで「高額療養費制度」が適用され、健保組合への事前申請や余分な立替をしなくて済みます。
例えば、急な入院で100万円の医療費がかかったとすると、本人負担は3割で30万円となりますが、健康保険の「高額療養費制度」
により、一般的な所得(標準報酬月額が28万円~50万円)の場合、87,430円の負担で済みます(注)。
この時、「マイナ保険証」を持っていれば。手続きなしで87,430円を窓口で支払うだけですみますが、
マイナ保険証を持っていないと、別途健保組合に「限度額適用認定証」の発行申請をする必要があったり、それが間に合わない場合には
一旦30万円を病院の窓口で支払い、後日限度額との差額を精算するという手続きが必要となります。
(注)更に当健保には「一部負担還元金」という付加給付があり、最終的には25,000円の負担で済みます。
2.マイナ保険証は今までの「保険証」や「資格確認書」より安全です。
「保険証」や「資格確認書」は紛失すると、他人に悪用される恐れがありますが、「マイナ保険証」は利用をストップすることができる
ので、安全です。
マイナ保険証の安全性については、こちら
上記以外にも以下のようなメリットもあります。
■医療費が少し安くなる
マイナ保険証で医療機関を受診すると、初診料が20円、再診料が10円安くなります。劇的な割引ではありませんが、
医療機関の受診頻度が高い人ほどお得になることは間違いないでしょう。